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2006年6月12日 (月)

サイカチSS第三話「夜行バスの悲劇?」

奄美大島への採集旅行の出発当日。
名古屋発の博多行きの夜行バスの車中。

「相変わらず広い道ねぇ。」
名古屋の広い道路をやや呆れ顔で見るアマミ。
「クイーンは名古屋には何度も来た事有るのか?」
アマミに尋ねる真夏。
「真夏君たらぁアマミってヨ・ン・デ(ハート)。」
「はは・・・アマミ?」
やや引きつった顔で答える真夏。
「そうねぇサイカチの地方巡業で数回来た事があるわねぇ。」
真夏の手を握り耳元で囁く様に答えるアマミ。

「ちょっと真夏にくっつかないでよ!」
後ろの席からアマミに文句を言うあさがお。
「あ~ら妬いてるのぉ?」
にやついた顔で答えるアマミ。
「そんな訳無いじゃない。わたしは真夏が不純異性交遊しない様におばさんに監督を頼まれれてるだけよ!」
耳まで顔を赤くして答えるあさがお。
「ほんとにぃ~?」
疑いの目であさがおを見るアマミ。
「あ、あたりまえでしょ!」
焦りながらも答えるあさがお。

「もうお姉さん何でこの席順にしたの?」
稲穂に席の事でクレームをつけるあさがお。
「スマン席番の入った乗車券を適当に配ってしまったものでな・・・。」
『本当は私が少年の隣に座りたくて私と少年が隣同士の席になる様に乗車券を配ったのだが他の子供達の事は考えが及ばなかったのだ。』
心の中でつぶやく稲穂。
席順は3列シートで稲穂、真夏、アマミ・清水、流輝、あさがお・タカアキ、の順でタカアキの前が清水でタカアキの隣は知らない人である。

「やっぱりあたしと真夏君は運命の赤い糸で結ばれてるのねぇ。」
うっとりした表情のアマミ。
「なんですってぇー!」
怒り狂うあさがお。
「まぁまぁココはあさがおはんも抑えなはってなぁ楽しく行きまひょ。」
あさがおをなだめる清水。
「ヴぅ゛~。」
あまり納得は行ってない様だが一応大人しくなるあさがお。

「そういえば何で清水姉さんは京都弁を話すんです?」
清水に尋ねるタカアキ。
「そら、うちは京都生まれの京都育ちですさかいに。」
そう答える清水。
「え?流輝は○○県生まれの○○県育ちだよな何で?」
訳が分らず話を流輝に振るタカアキ。
「僕と清水姉さんは従姉弟同士ですから。」
「へ?そうなのか?」
「そうですえ。」

「あぁ、そーゆー事か!納得だぜ!」
うなづきながら手をたたくタカアキ。
「ってー事は清水姉さんと流輝は付き合ってるのか?」
二人に聞くタカアキ。
「そのへんはご想像にお任せしますぅ。」
妖しい微笑で答える清水。
「清水姉さんふざけるのは止して下さい。」
顔を赤らめながら清水との関係を否定する流輝。

「つれないお言葉どすなぁ流輝はん。」
流輝の手の甲をつねる清水。
「痛っ、とにかく僕と清水姉さんはタダの従姉弟同士です。」
「ふ~ん。タダの従姉弟ね・・・分ったよ。」
妙に納得した表情のタカアキ。

暫くして養老インターに到着し休息を取り十五分後に再出発する夜行バス。
「ではこれより消灯となりますので目的地到着までごゆっくりお休みください。」
添乗員のアナウンスでそれぞれ寝る用意をする真夏たち。
「アマミさん真夏が寝てる間に変な事しないで下さいよね!」
アマミに釘を刺そうとするあさがお。
「あ~ら変な事ってなにかしらぁ?」
妖しい微笑と共に答えるアマミ。
「変な事は変な事です!!」
顔を赤くしてそっぽを向くあさがお。

『なんだかんだ言っても御蔵さんもこどもねぇ…こんなムードのない状況じゃあねぇ?』
そんな事を考えながら眠りに就くアマミ。
アマミ以外の面子も順次眠りに付いていく。
しかし、あさがおだけがなかなか寝付けづに居たがアマミが完全に寝入ったのを確認したら安心したのかやがて眠ってしまう。

翌朝、夜行バスが博多に近づいた頃。

「ぎぃや~~~~~~~。」
誰かの悲鳴で目が覚める一同。
「いったいなぁにぃ~?」
「なによ~~?」
「どないしたんどす?」
「なんだぁ~?」
「何事です?」

「師匠止めて下さい。い、痛いです!!うぁ~~~。」
悲痛な叫びを上げる真夏。
「う~む。まだ詰め方が緩いな。」
何やら寝言を言っている稲穂。
その手の先には真夏のチ○ポががっしりと握られておりクワガタ幼虫の飼育瓶に詰め込み棒でマットを詰める時の様に上下に動かしている。

「ちょっとお姉さん何やってるの?」
手で顔を覆いながらもしかり真夏の股間を見ながら稲穂に問うあさがお。
「・・・・・。」
絶句してまじまじと真夏の股間を見るアマミ。
「真夏はんのチ○ポって結構大きいんどすなぁ。」
意外とあっけらかんとしている清水。
「擦ってる様には見えないけど、あれって気持ちいいのか?」
流輝に聞くタカアキ。
「いゃ、あれは痛いだけでしょう・・・。」
哀れみの表情で真夏を見る流輝。

なおも真夏のチ○ポを握って上下に動かす稲穂。擦っているのではなく掴んだまま上下させているので真夏は腰を強制的に上下運動させられている状態にある。
「しかたありませんなぁ。」
見かねた清水が稲穂の頬を軽く叩き目を覚まさせる。
「うぅ・・・私は・・・どうしたのだ?」
目を覚ます稲穂しかし真夏は白目を向いて失神して果てていた。

「どうしたのだ少年しっかりしろ!誰がこんな酷い事を・・・。」
『あんただって。』心の中で稲穂に突っ込む一同。
「これは不幸な事故だったのです。仕方ありません。」
稲穂を諭す流輝。
「ダブダブのズボンをはいてた真夏も悪いんだし、朝立ちは男の生理現象だからしかたねーよ。」
フォローを入れるタカアキ。

「・・・真夏君どうしよう?」
「どうしよったって・・・どうしたらいいの?」
流石にこの状況ではどうしたらいいか判らないアマミとあさがお。
「ここは男の子が考えたほうがええんと違いません?」
流輝とタカアキを見て言う清水。
「そうですね、もうすぐ博多に着くことですし今は寝かせておくべきでしょう。」
「そうだな着いたら他の客が降り終ってから真夏を起こして駅のトイレで着替えをさせればいいだろ?」

やがて夜行バスが博多に到着する。

そして駅のトイレで・・・。

「大丈夫か真夏?」
「大丈夫ですか真夏君?」

着替えを済ませてトイレから出てくる真夏に声をかけるタカアキと流輝。
「あぁ、もう平気だぜ。ありがとうなタカアキ、流輝。でも師匠に寝ぼけ癖があるとはなぁ・・・参ったよ。ははは・・・。」
「ところで真夏おまえって射精したの初めてか?」
相変わらず下品な事を聞くタカアキ。
「射精って何だ?」
「そうか・・・初めて出したのが[姉さんの手で]だってーのは幸せだぜ!」
真夏の肩を叩きながら言うタカアキ。
「下品ではありますがそういう考えもありますね。」
空を見ながら話す流輝。

「???、まぁいいや早く師匠達の所に戻ろうぜ!」
二人の言う事が今一分っていない真夏。
「そうだな早くしないと電車が出ちまうぜ!流輝次の目的地は何処だった?」
「鹿児島ですね。」
タカアキの問いに答える流輝。
「よっし行こうぜ!!」
駆け出す真夏と後を追うタカアキと流輝。

つづく

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コメント

楽しく読ませていただきました。
う~ん、何からコメントしたらいいのか・・・真夏君は幸せだったのか不幸だったのか・・・
意外とタカアキと流輝の組み合わせが面白かったり。あくまで冷静な流輝とノリはいいが意外と常識人なタカアキ、いいコンビだなぁと思います。BLとか変な意味じゃなく。
出会いは最悪だったのに。

投稿: D | 2006年6月13日 (火) 04時06分

どうも水夢です。

感想ありがとうございます。

当初は下ネタを書く予定は無かったんですが何しろ行き当たりバッタリなもんですからアイデアが閃いたら一気に勢いだけで書いてしまいました。

この様に時折暴走しますが生暖かい目で見守ってやってください。

投稿: 水夢 | 2006年6月14日 (水) 10時10分

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