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2006年6月18日 (日)

サイカチSS第四話「アミタイツの謎?」

奄美大島への採集旅行の途中。
博多から鹿児島への電車の車中。

「へぇ~ダイオウヒラタって幼虫が落ち易くて※1飼育が結構難しいんだな。」
「いやいやコーカサスもでかいヤツを作出※2するのは難しいんだぜ!」
「ブリードは種類によっては癖がありますからね。一筋縄では行きませんよ。」
真夏、タカアキ、流輝達は夜行バスでの一件があって若干気まずかったので師匠達女性陣とは分かれて席に座り各々談笑していた。

※1落ちる=死ぬ。☆になるとも言う。
※2作出=幼虫を成虫に育て上げる事を指す。

「次は鹿児島~鹿児島~。」
車内アナウンスが目的地に近づいた事を伝える。

「やったぁもう直ぐ鹿児島だぁ!」
「流石に半日以上電車に揺られているのは疲れるな。」
あさがおはじっとしているのが辛かった模様で稲穂は元々乗り物は苦手の様。
「う~ん、やっと鹿児島まで来たのねぇ。」
「ようやっと鹿児島どすかぁ。」
アマミと清水は若干疲れている程度の模様。

暫くして鹿児島駅に到着。

「さあ次はフェリー乗り場に向かうぞ。」
「はーい。」
一同を促す師匠と元気良く返事をする一同やはり子供は元気だ。
フェリー乗り場に到着すると一旦待合室に移動して荷物を下ろす一同。
「よし一人が荷物番になって他の者は食料の買出しだ。」
的確に指示を出していく稲穂。

「師匠は疲れてるみたいだからここで待っててください。俺が師匠の分の食糧も買ってきますよ。」
「すまんな少年それではカ○リーメイトと菓子パンとミネラルウォターを頼む。」
「それだけで良いんですか師匠?」
「うむ今度は船に乗る事になるからな食事は軽い物の方が良いだろう。」
「分りました。俺も同じものを買ってきますね。」
「ああ少年気をつけてな。」
「はい行って来ます師匠!」

「あ~ん真夏く~ん一緒に行きましょ!」
「真夏は私と一緒に行くの!」
真夏の両脇に付き真夏の腕を取るアマミとあさがお。
「真夏のヤツ両手に花かよ。」
真夏達を後ろから見るタカアキ。その横を流輝と清水が並んで通り過ぎて行く。
「チッどいつもこいつもっ!」
ふて腐れるタカアキ。

フェリー乗り場近くのコンビニから買出しを終えた真夏達が出てくる。
「あれ?あんな所に果物屋が有るぜ。」
コンビニの斜向かいに果物屋を見つけて指差す真夏。
「ほう?トラップに使える果物があるかもしれませんから見て行きますか?」
トラップ用の果物探しを提案する流輝。
「お!いいねぇ!」
乗り気のタカアキ。
「さっすが真夏君あたしの為に果物屋がないか気にしてくれてたのねぇ。」
喜ぶアマミ。
「そんな訳無いでしょ!」
すぐさま突っ込みを入れるあさがお。

さっそく果物屋の売り場を物色し始める真夏達。
「おっ!カット・パインが有るぜ!」
カットして直ぐに食べられる状態で売っているパイナップルを指差す真夏。
「なるほど、これならアミタイツでもトラップに使えて良いですね。」
納得顔でうなずく流輝。
「じゃあ、あたしが持ってきたアミタイツもトラップに使えるのね?ありがとう真夏君!」
喜ぶアマミ。
「ほんならうちの持ってきたアミタイツも使えますなぁ。」
清水の口から意外な言葉が発せられる。

「え!?」驚く真夏とアマミとあさがお。

「ゴホン!ん、ん、稲穂さんが待ってます早く戻りましょう。」
慌てて皆を誘導する流輝。
『流輝のヤツ清水さんの「何か」を知ってるのか?』流輝の行動をいぶかしく思うタカアキ。
「そうだな。」
「そうねぇ。」
「そうよ。」
深く考えない方が良いと思った真夏とアマミとあさがおの三人はそそくさと代金を払ってフェリーの待合室に向かう。
その後を追う清水と流輝とタカアキ。

夕方。出航時刻になりフェリーに搭乗し出発する一同。
2等船室のタコ部屋。

暫く談笑していた一同だが稲穂がコクリ、コクリと眠そうに頭を垂れ始めた。
「師匠。寝床の用意をしてから寝ないと駄目ですよ。」
稲穂の肩を揺すって話しかける真夏。
「私ももう眠たい。」
そう言ってあくびをするあさがお。
「皆さん長旅で疲れているようですね。消灯前ですが寝ましょうか?」
就寝を促す流輝。

「じゃぁ、あたしは真夏君の隣ね!」
真夏の隣に陣取るアマミ。
「なら私は反対側ね。」
真夏を挟んでアマミの反対側に陣取るあさがお。
「私は何処で寝ればいいのだ?」
おろおろする稲穂。
「ほなら稲穂さんはうちとあさがおはんの間にどうぞ。流輝はんはうちの隣にお越しやす。」
稲穂と流輝を誘導する清水。

「俺は何処で寝たらいいんすか?」
清水に問うタカアキ。
「タカアキはんは流輝はんの隣にどうぞ。」
間をおかずにタカアキに指示する清水。
「は、はぁ・・・。」
『何でオレだけ隣に女がいねーんだよ!!』心の中で泣き叫ぶタカアキ。

各々の寝場所に適当な敷物と備え付けの枕を敷きタオルケットを被って横になる一同。

旅の疲れからか、たいした時間もおかずに皆、直ぐに寝てしまう。
翌朝には最終目的地の奄美大島である。

つづく

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コメント

清水サンのアミタイツ・・・ナニに使うのかとても気になります(流輝さんがナニされるのかも)。アミタイツといえばガーター・・・もうやめましょうか。
師匠は乗り物に弱いのにかなりハードな交通手段を取りますな・・・このスーサイドっぷりは「水曜どうでしょう」に通じるものがありますね。
次回も楽しみにしております。

投稿: D | 2006年6月26日 (月) 00時32分

どうもです。

清水姉さんアミタイツ・・・あまり期待はしないで下さいね。この辺のオチはまだ考えてないので・・・。

「水曜どうでしょう」ってバラエティ番組でしたっけ?

バラエティ系の番組は見ないもので・・・。

第五話もようやく書き終わりましたのでよろしくお願いします。

出来れば2週間に3~4話くらい書きたいのですが色々スケジュールが詰まってきていて週一になってしまっています。何とかしたいなぁ・・・。

投稿: 水夢 | 2006年6月26日 (月) 04時55分

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