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2006年7月18日 (火)

サイカチSS第八話「燃え尽きた流輝?」

トラップを仕掛け終えて宿泊先に戻る真夏達一行。

「・・・と云う訳で男子だけで行くなら御主人が同行して下さるそうだ。」
「確かにあねさんや清水姉さんの玉の肌がハブに咬まれてケロイド状になるなんて勿体無い、じゃ無くて耐えらねぇもんな。」
「タカアキ。あたしや御蔵さんならいいって事?」
「勿論クイーンやあさがおがハブに咬まれるのも考えたくねぇぜ。」
「本当かなぁ?」
疑いの目でタカアキを見るあさがお。
「は、は、は、、、。」
笑ってごまかすタカアキ。
「よし取り合えず日が暮れるまで一休みしようぜタカアキに流輝。」
「おう真夏。やすんどかねえと後が大変だからな。」
「そう云う事ですね日没まで仮眠を取りましょう真夏君タカアキ君。」

「ほな、うちらはお風呂にしはりましょか稲穂さん。」
「あ、あぁ。そうだな。」
「ええー。清水さんお姉さんと一緒にお風呂に入るの?」
「同じ面子でお風呂に入ってもつまらんですやろ?あさがおはん?」
「そ、そりゃあ・・・。」
「・・・・・・。」
口ごもるあさがおと別に気にする様子でもないアマミ。

場面が変わって浴場。

「稲穂さんええ体してはりますなぁ。」
「そ、そうか?」
「はい、もう惚れ惚れするくらいどす。」
「は、は、は、、、。」
「ほな、お背中お流ししますぅ。」
「す、すまないな。って何故自分の体に石鹸の泡を塗りたくっているのだ?」
「折角ですやろ?こんな趣向はいかがどす?」
「・・・!?」

暫くして浴場から出てくる稲穂と清水。

「あれ?お姉さんどうしたのやけに顔が赤いよ?」
「そ、それは・・・風呂上りだからな・・・当然だ!」
「???」
『先生の様子何か変ね?』
稲穂の態度に違和感を覚えるあさがおとアマミ。
いったい稲穂と清水の間に何があったのだ?

しかし場面は再び浴場。

「あぁ私もせめてアマミさんくらいムネがあったらなぁ・・・、。」
「体型、特にムネの大きさは体質とか色々な事が絡んでなるものだから自分の意思ではなんともねぇ・・・。まぁ御蔵さんもその内あたしや清水さんくらいにはなるわよ。」
「そうかなぁ?」
「男の人に揉んでもらうと大きくなるって言うからタカアキにでも揉んでもらったらぁ?」
「死んでも嫌。」
「だよねぇ。」
「ははは。」
笑い合うアマミとあさがお。真夏が居ないと案外仲がいいのか?

女性陣が風呂から上がる頃には日も落ちて宿泊している家の主人と真夏達男性陣がトラップの巡回に出かけようとしていた。

「そんれじゃ準備はええか?」
「はい!」
宿泊している家の主人の問いに元気良く答える真夏、流輝、タカアキの三人。
「じゃあ出発するでぇ。」
「少年気をつけてな。」
「はい。師匠。」
「流輝はんもきぃつけてなぁ。」
「はい清水姉さん。」
「・・・。俺は見送り無しか・・・。」
しょぼくれるタカアキ。

ブロロロ・・・。やがて夕闇の中に消えていく真夏達の乗ったトラック。
「あれぇ?もう真夏達行っちゃったのぉ?」
「一足違いだったな少女。」
「あぁんもぉ見送りは嫁の務めなのにぃ~!」
「アマミさ~ん。誰が誰の嫁ですってぇー!」
「あ~ら。そんなの決まってるじゃない。」
「キィー!なんですってぇー!」
「相変わらず仲がよろしおすなぁ。」
「よろしくありません!」
清水のボケに突っ込むあさがおとアマミ。

一時間後 トラックでトラップを仕掛けたポイントを廻る真夏達。

「今の所はスジブトヒラタはメスと小型のオスだけかぁ・・・。」
「せめて中型クラスのオスが欲しい所ですが未だ半分近いトラップが残ってますから、そちらに期待しましょう。」
「そんなシケタこと言ってないで野外採集ギネス越え狙おうぜ。」
各々、自分の考えなどを言う真夏、流輝、タカアキの三人。
「流石にスジブトヒラタのギネス越えは難しいだろうな。」
「おじさんもクワガタ採りするの?」
「いや子供の頃は昆虫採集はしたものだがね、ただ○○※が来るとクワガタの話ばかりするから多少のことは知ってるぞ。」
※昆虫ショップ・ファーブルタウンの店主【おっちゃん】の事。
「スジブトの野外採集ギネスは70mmオーバーですからね次点が66mmオーバーなのを考えるとギネス越えを採集できる可能性は低いでしょう。」
「ほう。流石にスジブトをブリードしてるだけあって詳しいな流輝くん。」
「まぁ難しいのは確かだけど採集できる可能性はゼロじゃねーんだから希望を持っていこうぜ。」
「良いこと言うじゃねーかタカアキ。」
タカアキの肩を叩きながら真夏が言う。

「あっおじさん、そろそろ次のポイントの近くだ。」
「よーし分った。っと真夏君この辺か?」
「大丈夫そうですね降りましょう。」
トラップを設置したポイントの場所を示したメモと地図を見ながら流輝が言う。
「よーし早速トラップをチェックだ!」
「タカアキ、ハブに気をつけろよ!」
「分ってるって真夏。」
「どうですタカアキ君。」
「ぱっと見ちいさい奴しかいねーな。流輝反対側から見てみろよ。」

トラップの反対側に回りタカアキの居る側から死角になっている部分を見る流輝。

「こ、これはデカイ!!い、居ましたよ特大サイズのスジブトです。」
「うわでけぇぇぇぇ!!」
驚きの声を上げるタカアキ。
「夢中でトラップのバナナを舐めてら。流輝早く捕まえろよ。」
「はい真夏君では、いざ・・・。」
特大スジブトを捕まえノギスを当てる流輝。
「67mm。ギネスには及びませんが次点ギネスは越えてますよ!」
「良かったな」
流輝を祝福するおじさん、真夏、タカアキ。

その夜は流輝は正に夢心地で床に就く。

翌日。トラップの回収に向かう真夏達一行。

最後のトラップを外すあさがおが見つけたものは・・・。

「うわぁ!でっかいクワガタ!!」
捕まえたクワガタを見せびらかすあさがお。
「お、おまえそれ、それ、それ・・・。」
「何?真夏そんなに凄いのこれ?」
「ば、化け物?」
「タカアキ!だれが化け物よ!」
「ち、ちがうそのスジブト。」
「これが?大げさじゃない?」

「貸して下さい!ノギスを・・・。72mm!?」
あさがおからスジブトを取り上げ体長を計る流輝。
「あららどうしたの流輝?」
動かなくなった流輝の顔の前に手をかざしてみるアマミ。
「うむ気絶しているようだな無理もあるまい。」
冷静に言う稲穂。
「あさがおが採集したスジブトがギネス更新か・・・。」
複雑な表情の真夏
「恐ろしい引きの強さだな・・・。」
青ざめた表情で言うタカアキ。
「世の中はまっこと無情どすなぁ・・・。」
流輝の頭を撫でながら呟く清水。

さぁ一行の最大の目的は達せられた!次のイベントは?

つづく

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コメント

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

投稿: 職務履歴書 | 2012年7月20日 (金) 13時47分

レスが遅くなりスミマセン。ここ数年は夏はほぼ毎週末、高地にヒメオオ採集に行っていて忙しくて…。
宜しければまたお越し下さい。

投稿: 水夢 | 2012年8月17日 (金) 09時04分

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