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2006年7月24日 (月)

サイカチSS第九話「恐怖の殺人バスト?2」

あさがおの採集したギネス越えのスジブトを目の当たりにして気を失ってしまった流輝であったが・・・。

「流輝はん、そろそろ起きなあかんどすえ。はっ!」
「う・・・。」
清水に気合を入れられ目を覚ます流輝。
「僕は気を失っていたのか?これしきの事で正気を保てなくなるとは・・・僕もマダマダ修行が足りませんね。」
『何の修行だよ!!』と心の中で突っ込む一同。
「これだけの個体を見せられたら無理も無いって流輝。」
「流石にこれはオレもびびたからな。」
「真夏君タカアキ君。」

「これってそんなに凄いの?」
「少女よ昆虫の種類ごとのギネスサイズは次点サイズとの差が拮抗している物とそうでないものが有って後者の記録を破る事は大変な事なのだ。」
「ふーん。」
新ギネスのスジブトをまじまじと見つめるあさがお。
「まぁ何にしても当初の目的のブリード用のスジブトのオスは確保できてるんだから早く下山しましょぉ。」
「クイーンの言うとおりだぜ昼からは海水浴だもんな。」
「・・・。どうせタカアキのお目当てはお姉さんの水着姿でしょ?」
「ははは・・・。」
あさがおに本心を言い当てられたのを笑ってごまかすタカアキ。

「よ、よし、では下山するとしよう。」
顔を少し赤らませ指示を出す稲穂。
「タカアキ、トラップが匂うからしっかりビニール袋の口を縛れよ。」
「分ってるって真夏。でも姉さん、このトラップの残骸ってそこらに捨てたら駄目なんスカ?」
「茶髪少年よ、それは絶対にしてはいけない事だ!」
「えー?な、何でですか?」
稲穂のキツイ口調に驚きつつ理由を尋ねるタカアキ。

「うむ実はトカラ列島では昆虫採集者のマナー悪化が原因で昆虫採集が禁止になった経緯があるのだ。」
「タカアキみたいにマナーの悪い事をすれば奄美大島も採集禁止になるかもしれないって事ですよね先生?」
「クイーンの言うとおりだ。」
「竹島、硫黄島、黒島の3島からなる三島村も採集禁止になりましたし採集者にとっては危機的な状況と言っていいでしょう。」
「流輝その話マジかよ?」
「茶髪少年、三島村の採集禁止は本当の事だ、ただ事情は若干異なるようだが・・・。」
「稲穂さんの仰るとおり禁止になった理由は採集マナーどうこうでは無く三島村で採集されたクワガタがネットで販売されていたのが問題になったらしいですね。」
「流輝なんでネット販売が問題になったんだ今はネットで昆虫の販売するなんて当たり前じゃないか?」
「真夏君、実際のところ本当にネット販売が問題で採集禁止になったのかは分りませんが住民の方にしてみれば地元特産の野生生物が売り買いされる事に抵抗が有ったのではないでしょうか?」
「そうか販売目的の採集者はリリースなんてしなくて根こそぎ持って帰るかもしれないからなぁ。」
考え込む真夏。

「とにかく今我々に出来る事は採集地とその周辺の住民に迷惑をかけずに昆虫採集をする事と必要以上の数の個体を持ち帰らない事だ。」
「分りました師匠!」
元気良く稲穂に同意する真夏。
「よしオレも横着言わないでルールを守るぜ!」
「タカアキの決意は何時まで持つかなぁ?」
「あさがおはん人の決意が萎える様な事言ったらあきませんえ。」
「はーい。ごめんなさい。」

その後も色々話ながらも迎えのトラックが来る地点まで歩き着きトラックで宿泊先に帰る一行。

トラップの後始末も終わり一時間ほどゴロゴロしていた真夏達だったが・・・。

「ねえ真夏もうお昼前だよ泳ぎに行こうよ。」
「あさがおか?ん?もう11時前か・・・。そうだな折角海水浴場の近くなんだから泳ぎに行くか。」
「よーし!行こうぜ真夏」
「タカアキ乗り気だな?」
「当たり前だろ夏と言えば海、海と言えば水着ギャルだぜ!?」
「あんたはそればっかねぇ。」
「ほら皆。女子は行く準備できてるんだら早く用意して!」

「あさがおさん焦らなくても海は逃げませんよ。」
「キァア!!!りゅ、流輝なんてかっこうしてるのよ!」
フンドシ一丁の流輝をみて悲鳴を上げるあさがお。
「・・・。」
目が点になり硬直している真夏。
「流輝・・・。頼むからそれは止めてくれ。」
流輝を諭すように言うタカアキ。
「流輝はんこの海水パンツを使っておくれやす。」
「清水姉さん僕はこれで構いませんが?」
「りゅ・う・き・は・ん。」
「わ、分りました・・・。」

やがて全員の準備が終わり歩いて10分ほど先の海水浴場に向かう真夏達。

「なぁ、あさがお。」
「なに真夏?」
「師匠って水着の上に普通にパーカーを羽織ってるな。てっきり白衣を羽織るのかと思ったけど・・・。」
「はは・・・確かにお姉さんは白衣を羽織って行こうとしたんだけどオバサンがパーカーを出してくれたのよ。」
「なるほどな。」
『何とかして真夏君と2人きりにならないと・・・。』
謀略を巡らすアマミ。
『姉さんのフトモモ!』
後ろから稲穂のフトモモを眺めるタカアキ。

「ほぉ・・・。流石に綺麗な海辺だ。」
感嘆の声を漏らす稲穂。
「地元の人しか知らない小さな海水浴場ですから人も少なくて良いですね。」
「ほんに、そのとおりどすなぁ流輝はん。」
「うわぁぁぁ綺麗な海ーきゃはは。」
「あさがお走ると危ないぞ!」
そう言いつつ真夏も他の皆も海に向かって走り出していた。
「み、皆。わ、私は泳げないんだ・・・。」
他の皆は次々に海に飛び込むが稲穂は浮き輪をつけて恐る恐る海に入る。

「真夏君いっしょに泳ぎましょぉ。」
「真夏は私と一緒に泳ぐの!」
「ははは・・・クイーンにあさがおか・・・。まぁ皆一緒に泳げはいいだろ?」
『もうあたしは真夏君と2人きりになりたいのにぃ。何とかして御蔵さんを排除しないと・・・。』
「そういえば師匠は泳げないよな?大丈夫かな?」
稲穂を心配して岸の方を見渡す真夏。
「うーん皆の所に行きたいが思うように進めないな?」
真っ直ぐに進む事が出来ずに一箇所をぐるぐる廻っている稲穂。

「師匠どうしたんですか?」
「少年か、いや浮き輪をしてても思うように泳げ無くてな。」
「ならオレが泳ぎの練習を手伝いますよ。」
「良いのか?少年も好きな様に泳ぎたいだろう?」
「良いんですよ。ほらオレが両手を引きますからバタアシの練習をしましょう。」
「すまないな少年。」
浅瀬に移動して稲穂の泳ぎの練習を手伝う真夏。

真夏と稲穂の2人をじと~っと見つめるあさがおとアマミ。
「つまんないなもー。」
『こんな事ならあたしも泳げない事にしておけば良かったわぁ。くやしぃぃぃ。』
「どうしたんだ?2人とも。」
「なんだタカアキか・・・。って何でシュノーケルなんてつけてるのよ?」
『どうせ水中から水着のお姉さん達を覗いてたんでしょぉねぇ。』
「ん?真夏のヤツ姉さんの泳ぎの練習を手伝ってるのか?」
「そうよ。」
そっけなく答えるあさがお。

「よし真夏が手伝いならオレは応援だ!」
そう言って稲穂の横に付いて水中に没するタカアキ。
『おぉ流石は姉さん乳が良く揺れてるぜ!』
「なるほどね覗き見の為のシュノーケルな訳?」
バキ!!
「ぐぇ~。」
タカアキの背中にあさがおの肘が打ち下ろされる。
やがて白目をむいたタカアキが浮き上がる。

「師匠、今度は浮き輪を外してバタアシをしてみましょう。」
「う、うむ。では・・・。」
「し、師匠!?」
稲穂は肩紐の無い水着を着ていた為に浮き輪を外す時に一緒に水着も下がってしまい胸があらわに!
「どうしたのだ少年、鼻血が出ているぞ!」
「し、し、む、む。」
不意の出来事に足がもつれ稲穂に倒れ掛かる真夏。
思わず抱き止めてそのまま真夏を抱きしめてしまう稲穂。
「もががが・・・。」
稲穂の生乳が真夏の顔面を襲う。更に鼻血を噴く真夏。
「少年しっかりしろ少年!」
意識が遠のいていく真夏。

またもや稲穂の殺人バストが炸裂した。合掌・・・。

つづく

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