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2013年4月12日 (金)

クワガタムシの種類別採集方法「ネブトクワガタ」

オフシーズン企画として新カテゴリー「クワガタムシの種類別採集方法」を設置してクワガタの種類毎に採集方法を紹介して行きます。
基本初心者向けの記事ですがクワガタは地域で生態が微妙に変化していたりしますので中、上級者の方も目を通して頂けると新しい発見があるかもしれません。
なお私が採集を行う地域は次ぎの様な感じです。平地「愛知県西部、岐阜県南部、稀に三重県北部にも行きます。」低山地「岐阜県南部、三重県北部、稀に愛知県北部にも行きます。」高山地「岐阜県北部、稀に富山県南部と長野県西部にも行きます。

■野外活動では何が起こるか分りません。行動はくれぐれも慎重に自己責任でお願いします。当方は一切責任を負いませんのでご了解下さい。

今回のお題は「ネブトクワガタ」です。※同所的あるいは比較的近場で採集可能な他の種類はスジクワガタ、ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ、コクワガタ、等です。

■2013/04/16追記

先ず最初に、ネブトは平地から低山地にかけて生息する低地性のクワガタです。温暖な気候を好み関東以北では極端に生息数が減少します(ヒラタクワガタと違って生息地が局所的で広範囲に生息域が広がることは少ないです。)。

その他の特徴としては樹液採集で♀を採集して産卵セットに投入しても少ししか卵を産まなくて、それなりの数を採卵したい場合は朽木割り採集で未交尾の成虫を採集するか幼虫を採集して羽化させてからペアリング&採卵する事に成ります。

採集シーズンの最盛期は8月です。※地域によって二週間から1ヶ月ほど前後する場合もあります。

ではネブトの居る場所を見つける方法を順を追って説明します。

クヌギまたはコナラとマツの混成林。クヌギまたはコナラとマツの混成林なら必ず生息している訳ではないですがマツの木は生息に必要です(幼虫がシロアリの食いカスや排せつ物を食べて育つ為です。)。

上記の様な森林の中のクヌギやコナラの太めの成木の根本の樹液が染み出ている樹皮の割れ目等にネブトは隠れていますので掻き出し棒等で引きずり出します。
キーになるのはシロアリの生息状況ではないかと私は思いますがシロアリの多い少ないはマツの立ち枯れや倒木を割ってみないとわからないので他のクワガタ採集の時に鉈も携行して地道に調べるしかないかもですね。
基本的に他のクワガタ(ミヤマ・ノコギリ)とは木の根元と上部で住分けているのでミヤマやノコギリを採集する時に木の根元も探索すると良いでしょう。

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上の画像はネブト生息地の冬季のコナラの根元です。黒蜜の様な樹液が染み出ていますがネブトはこの様な感じの樹液を好み白色や透明の樹液にはあまり集まりません。
同所的にスジクワガタやコクワガタも居る場合もありますがスジクワやコクワは白色や透明の樹液を吸うので隠れ場所のみが競合します。

朽木割採集

ネブトを累代飼育する場合は新成虫を得るのが近道なので朽木割採集を行う事に成りますが他の種類と違って幼虫の育成環境が全く違いますので、やや勝手が違ってきます。

先ずは成虫が樹液採集(樹洞採集)できる森林内のマツの立ち枯れまたは倒木を探し出します(私が採集を行う地域はアカマツの立ち枯れ&倒木が成績が良いです。)。

マツの立ち枯れ&倒木を見つけたら早速鉈を入れて朽ち具合を確認しますがシロアリが摂食した後の木かどうかを特に注視します。

朽木を割ってみてシロアリ自体が居れば、そのまま割って行っても問題無いですがシロアリの姿が見えない場合は材の湿度や朽ちた部分の色合いを確認してください。

乾燥気味の場合やクロアリの姿が確認できる場合、朽ちた部分の色合いが黒っぽい場合はクロアリが摂食した後でネブトが居る確率が低いのでパスします(ネブトは赤茶色に朽ちた高湿度のフレーク状から粘土状の部分を好みます。)。

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Photo

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上の画像は昨冬から今冬にかけての朽木割採集の現場写真です。

私の行く地域では良く朽ちたアカマツの立ち枯れの根部にネブトの幼虫が居ることが多いです。故に小型のシャベルや手鍬があると根部を掘り起こすのに重宝します。

採集に必要な道具

樹液採集(基本的にヒラタと同じ道具でOKですがクワガタの大きさ自体が小さいので道具も小回りの利く物を揃えます。)

ペンライト

LU-185はサイズ:約直径15×132mm 本体重量:約46gとコンパクトです。

SG-320はペンライトではありませんが汎用性が高いので私は樹液採集(樹洞採集)ではこちらを使用しています。

掻き出し棒

お料理ピックは先端を数ミリ、ラジオペンチ等で切り落としてからヤスリで丸くして先端から五ミリ前後、直角に曲げて使用します。

0.8mmのステンレスバネ線も先端を曲げて使いますが、これは小さい穴にクワガタが入っていてクワガタの身体と穴との間の隙間が狭い場合に使用します。

掻き出し棒は各自で工夫して色々試してみると良いですよ。

その他

長靴とヤマビル(陸生の吸血ヒル)除けスプレーはミヤマクワガタと混生している地域で必要になります(目安としては夜間の地表温度が盛夏でも20℃以下になる地域です。滝や谷川の多い山地等。)。

ポイズンリムーバーと水鉄砲はスズメバチ対策です。

ポイズンリムーバーは蜂に刺された場合やマムシに咬まれた場合に患部から毒を吸い出す道具です。

水鉄砲は樹液に集まっているスズメバチに水を掛ける為です。

蜂は翅が濡れると一時的に飛べなくなります。

朽木割採集

スコップ・鉈

多産地域では倒木をひっくり返すだけで採集出来るのでスコップとルアーケース等の容器が有れば鉈は必要ないですが通常は立ち枯れの根部を掘り返したり削ったりするので鉈が必要です。

しかしシロアリが活動している直ぐ側からネブトの幼虫が出てきたりする所から見てシロアリとネブトクワガタの幼虫は共生関係にあるのでしょうか?(兵アリの大顎なら幼虫の皮膚など簡単に破れそうですからね。)

折り畳み式のスコップは変形して手鍬状に成る物が荷物が減らせて良いです。
鉈はグリップが自分の手に合う物であればサイズは普通の物で問題無いです。

バケツ・ルアーケース・その他


バケツとルアーケースは採集個体を保管する入れ物ですがバケツは幼虫が居た場所の朽木のフレークを持ち帰るために必要です(シロアリを一緒に持ち帰らない様にご注意ください。シロアリはコンクリート住宅でさえ食い荒らします。特にイエシロアリとカンザイシロアリが危険です。)。

ネブト用のマットは高いですし天然のマットの方が産卵にも飼育にも問題無く使えますからね(但し雑虫処理の必要はありますが…。)。

タブレットパソコンはGPS機能を利用して山の中で自分の位置を確認するのに使います。スマホでも良いですが大画面の方が地図が見易いのでお勧めです(注意点としては電波が入らないと地図の更新が出来ないので電波の入らない場所に行く時は事前に電波の入る所で地図を読み込む必要があります。)。

コンパスは山の中だと方角が分かり難いので必要になります。

登山靴は山地での長時間の探索では疲労軽減できて助かります。

以上は私が採集に行く地域での体験を元に解説していますが多産地域などでは倒木をひっくり返しただけで大量の幼虫を得られる場合もあると聞きますし生息域の標高も地域によって違いがあるようです。採集の時は色々な事象に注意を払い独自の情報収集に努めてください。

■アマゾンのリンクに関しては特にお勧めしている物以外は適当にセレクトしていますので下のサーチボックスから検索して予算に合わせた物を購入して下さい。

余り安すぎる物は「安物買いの銭失い。」になりますので予算に合わせて中間の価格帯から選択するのがベターかと思います。

 

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