2008年7月 1日 (火)

昆虫フィールド61号に寄稿しました。

今回は自作の「簡易恒温飼育庫」の紹介を執筆しました。

記事の内容は今回も前回に続いて温度管理の工夫についてなのですが今回は冷房に関する方法を紹介しています。

簡易クーラーや恒温室(恒温庫)に付いてはこのブログや全然更新していないHPでも扱ってますが今回は分かり易くまとめてありますので参考になるのではないかと思います。

まぁ、それでもページ数の都合とかで拠り細かい所まで突っ込んでは書けませんでしたし私本人は分かってても読者の方々には理解しにくい部分もあるかもしれませんので分からない所が有りましたらコメントでもメール(HPの方に送信フォーム有)でも構いませんのでお聞き下さい。

因みに今回の鍬道は「世界一美しいクワガタ」と言われるあのクワガタが登場します。

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2008年5月18日 (日)

今年はオオクワ系が順調です。

今年も順次クワガタの産卵セットを組んでますが今年は自分にしては珍しくオオクワ系(自己採取集血統の祖父江産とインドグランディス)が産卵木を良く齧ってます。

先日は最初に齧っていたインドグランの産卵木(産卵セットから取り出して12日程保管)の割り出しをしましたが6頭の幼虫が採れました。

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取り敢えずはプリンカップに一時保管して翌々日に菌糸に投入です。

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上の画像は幼虫を菌糸に投入している所ですが菌糸はミニケースを真ん中で仕切って小型の菌床ブロックの様な状態に菌糸を詰めた物を使用しています。

この様な菌糸の詰め方をする理由は二つ有って一つは飼育容器と菌糸の間に隙間を開ける事(菌糸を詰める際にスペーサーを挟んで容器と菌糸が触れ合う部分がの菌糸の表面積の1/5~1/6に成る様にする。)で幼虫が菌糸の表皮を齧って共生菌の呼吸を助ける行為を阻害しない様にする事ともう一つは菌糸を容器から取り出す事を容易にする事で加齢の確認をし易くする為です。

※私の場合は菌糸の最初の交換は終齢幼虫に加齢してから5~10日程度でする様にしているので加齢の確認がし易いかどうかは結構重要に成ります。仮に確認の為に菌糸を割ってみて幼虫が加齢していなくても割った菌糸を元に近い状態に貼り合せて容器に戻せば通常の菌糸瓶から掘り出すよりは幼虫に与えるストレスは低く済みます。

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上の画像は幼虫を菌糸に投入し終わった所です。

幼虫を菌糸に投入する時は菌糸と容器を横倒しにして側面から幼虫を菌糸に入れると上手く投入できます。

この後は22℃前後の温度で恒温管理して2~2.5ヶ月後に幼虫が終齢化したら雌はミニケースに今まで入っていた菌糸と新しい小型菌糸ブロックを一緒に入れて羽化まで恒温管理して放置で雄は小ケースにミニケースと同じ様な形に詰めた物に投入します。

この方法の問題点は菌種にオオヒラタケ系の物を使用できないので使える菌種がカワラタケ系かヒラタケ系に限定される事ですね。

私の場合以前はブナ培地のカワラタケ菌糸を使ってたのですが劣化が早くて難儀しまして今年からフジコンのデブロを使ってみます。※デブロの場合は温度変化に弱いとの事なので恒温管理が絶対条件になりますが…。

その他は去年の秋に採卵したパラワンの最初の個体が羽化しました。

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この個体は羽化して数日なのでもう少し縮むと思いますが同様に菌糸飼育した兄弟達は殆ど似た様な大きさのようです。特大サイズは未だ幼虫のマット飼育のグループに期待ですね。

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2008年4月22日 (火)

フローレスギラファのギネス個体の子供の一部の餌交換をしました。

フローレスギラファのギネス個体の子供の一部の餌マットの交換をしました。

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5頭交換して50gUPは2頭でした。

現時点で雌雄判定して大きい容器に入れたオスは残り8頭居ますので60gUPが出て欲しい所ですが写真の幼虫も孵化から半年での計測値なので120mmに届く可能性はあるので楽しみです。※頭幅がやや小さいので流石に120mmを越える事は無いと思いますが…。

因みに下記のデータは119.2mm個体の飼育記録です。

112-03 119.2mm個体 
12/1初齢中期500cc瓶へ
3/2 終齢27g頭幅17.8mm
3/9 2リットル瓶へ
5/18餌換え50g
8/8餌換え59gフジコンプラケへ
12/2蛹化
2007年一月中旬羽化。

120.6mmの孵化後半年の体重が60gだったので写真の幼虫たちの予想羽化サイズは117~120mm位でしょう。

これは温度管理を失敗しない様に気を付けないといけませんね♪

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2008年3月18日 (火)

オークションに出品中♪♪

久し振りにクワカブネタです。

ビッダーズにてフローレスギラファとスマトラヒラタを出品しています。

suimukan 商品一覧 [ビッダーズ]

春になって気候も宅配便での輸送に適した時期となったので出品です。

出品生体の補足説明としては以下の様になります。

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フローレスギラファ 120.6mmのギネス個体とは種親同士が兄弟姉妹個体になります。餌は菌糸を使いましたが未だ菌糸の熟成が足りなかった様で思ったほどは大きくなりませんでした。しかし潜在的なポテンシャルはかなり高いと思いますので後は飼育者の腕次第でギネスオーバーも狙えると思います。

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スマトラヒラタ ベンクール産 流行のアチェでは有りませんがアチェと比べて体長が稼げる産地なのでギネスを狙う方にはお勧めの血統です。

※孵化から羽化まで8ヶ月(実質幼虫期間は半年?)ですが、これは使用した菌糸がカワラタケで劣化が早いせいで早期羽化したものなので適切な管理をすれば90mm中判台は普通に羽化して来る血統だと思います。実際種親の兄弟は92mmが3頭羽化しているのでこの世代では94~96mmは出ると思ってたのですが…。

まぁカワラ菌糸に付いては現在実験的に手を加えて詰め替えた物を熟成中なので上手く行けばギネスクラスの個体が羽化するかも?しれません。

取り合えず上記の菌糸は現在飼育中のパラワンにも使用する予定なので結果がどうなるか楽しみにしています。

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上の画像は 三年と少し掛かって漸く蛹化したアクティオンゾウガブトのメスです。ゾウカブト系は羽化ズレはし難いと聞くので他のメスやオスも間もなく蛹化すると思われるので楽しみです。

さて明日はチャンピオンREDの発売日ですねぇ~ベクターのドラマCDが特に楽しみです♪

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2008年2月20日 (水)

ベクターケースファイルAct14読みました♪

ベクターケースファイルAct14の感想。

今回のベクターはキボシカミキリ。個人的に思い出深い虫ですね。

私は小学校低学年の頃はキボシカミキリに食害されて樹液を出していたイチジクの木でクワガタ採集をしてたんです。

ただ採れるクワガタはコクワガタか小型のヒラタクワガタで稀にノコギリクワガタも採れる程度だったので高学年になる頃にはオオクワ狙いでヤナギや樫の木を主な採集場にする様になりました。

因みにヤナギはシロスジカミリと言う大型のカミキリが食害する為に身体の大きいオオクワガタが身を隠せる様な坑道がある事が多かったので狙ってました。

何かイキナリ話が脱線しましたが…今回は鍬道でも出てきたボーベリア菌と言う昆虫の天敵に付いても描かれたのでクワカブ飼育にも非常に役立つお話になってます。

まさか普段は鬱陶しいと思うアノ雑虫にあんな秘密があるとは…。

まぁ後はREDを買って読んでもらうとして…劇中のヘラクレスの血統名って私の本名から取ったんでしょうか?今度機会があったら藤見先生に聞いてみようっと♪

因みに私の本名は昆虫フィールドの私の書いた記事かこのブログの何処かの画像で確認できます(笑。

サイカチのアマミも回想で登場するベクターケースファイルAct14は月間チャンピオンレッド4月号に掲載されてます。

さてとベクターのコミックス三巻を買いに行こうっと♪

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2008年2月15日 (金)

雑記

まぁタイトル通り大した事は無いが適当に書き記しとこう的な記事です。

一応アクセス解析も定期的にチェックしてるのですが何時まで経っても記事別アクセスランキングの上位に「blog水夢館: ローゼンメイデン原作漫画最終回読みました。※ネタバレ注意。」がランクされるので不思議に思ってたので試しに「ローゼンメイデン 最終回」でググッてみた所…。

検索結果 約 279,000 件中 1 - 10 件目の1ページ目の上から9番目に当ブログのblog水夢館: ローゼンメイデン原作漫画最終回読みました。※ネタバレ注意。の記事が出てきました。

みんな最終回から半年経ってもあの最終回と言うか打ち切り終了に納得行ってないのかな?

そろそろ別の雑誌でタイトルをいじって再開してもいい頃だと思うのですが・・・シュゴかビローンが終わってからなのかなぁ・・・。

因みにシュゴのアニメは途中でリタイアしました・・・話はワンパターンだし絵もイマイチ好みじゃ無いし、それに原作はコミックスを買って読んでるしね。※流石に「なかよし」は買ってませんが、チャンピオンREDいちごは普通の本屋で買うのも平気だけど少女漫画誌は買うのは恥ずかしいです(汗。

それから記事別アクセスランキングの上位には「ローゼンメイデンss」も常に上位にランキングされてるので、こちらも試しに「ローゼンメイデン ss」でググッてみた所…。

検索結果 約 260,000 件中 1 - 10 件目の1ページ目の上から8番目に当ブログの「ローゼンメイデンss」が出てきます。※更に検索ワードを追加して絞込検索すれば1ページ目の一番上に来る場合も・・・。

これは正直言って嬉しいですね。検索で上位に来るのはブログの人気云々より題材の知名度や検索サイトのシステムのアルゴリズムによる所が大きいのでイコール人気サイトと言う事にはなりませんが私の書いたssが沢山の人に読まれる機会が有り得ると言うのは有り難い事です。

これがもう少し創作活動の原動力になれば良いのですが…以前書いてた企画の一方(もう一方は昆フィの記事の事です。)の方はつい最近プロットを書き始めた所で全然進んでません(汗。

この調子だと詳細の発表は一年以上先になるかも…因みに題材は残念ながらローゼンメイデンでは有りません。

一つ問題なのはローゼンメイデンはドイツ語表記?の「Rozen Maiden」でググる人も居るだろうからその辺も加味するとどうなるのかですね。※今度ブログ内のリンクの表示でもいじってみます。

う~ん、しかし…今日はこれから仮眠してからカワラ菌糸の詰め替え作業を屋外でやる予定なんだけど外は雪がちらついてるんですよね今日は中止して来週に延期するかなぁ…。

折角サクラ材が入手できたので特殊実験に使用しようと思ったのに・・・。

因みにサクラ材は下記のサイトで通販しました。

きのこ栽培用原木:森のきのこ倶楽部

※コナラ材との違いは腐朽ちする早さです菌との相性や育成条件にもよりますがクワガタ幼虫に使用する菌ならサクラはコナラの二倍くらい早く腐朽します。

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2008年2月 1日 (金)

久し振りにクワカブねた♪

いい加減にクワカブの記事も書かないとイケナイなぁっと言う事で久し振り発酵マットの補助添加剤の話を・・・。

検証実験の方は去年の夏から続けてますが何分にもクワガタ幼虫での検証なので結果が出るのには時間が掛かるので途中経過の報告になりますが・・・。

基本的に比較対象に対して市販の補助添加剤と自己ブレンドで添加量を変えて比較してますが加齢速度に関しては高栄養価の補助添加剤に軍配が上がってます。

同じ温度管理でも高栄養価の補助添加剤の方が成長スピードが速い様で低栄養価の補助添加剤を入れた餌を与えた個体群より早く終齢化しています。

※但し同腹兄妹内での頭幅の大きさの差異は認められず本土ヒラタは2本孵しでの羽化待ちで外産ヒラタ系とノコギリ系は次の餌交換時のデータ待ちです。

ココまでの途中経過を見る限りでは高栄養価の補助添加剤を使用するのは特に夏場の場合は温度管理が確実に出来るのが前提条件になりますね。

幼虫の育成に適した温度より高い温度で高栄養価の補助添加剤を使用すれば確実に成熟が早まって小型の個体が羽化します。

以上の様な事柄を考慮すると温暖な気候を好む低地性のヒラタには私の飼育方法は向かないかもしれませんね。

※アルキデスとかの高地性のヒラタも飼育してみようかなぁ・・・。

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2007年12月11日 (火)

自作産卵木の仕込み開始!

自作産卵木の仕込み開始しました!

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上の画像は今回のメインウェポン「ア○ィ一号(笑」です。※嘘ですよ名前なんて付けてませんからね!

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上の画像がホームセンターで購入した直径10~12Cmのコナラの丸太(原木)を「○ビィ一号(笑」で14Cmの長さにカットして二段に重ねて置いた状態です。

ヒラタケの短木栽培と同様の切り方ですね。

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上の画像は通気穴を開けたビニール袋の底にタイベスト紙をホチキスで固定した物に種菌(カワラ菌糸のブロックを崩した物)を材の大きさに合わせて敷き詰めた所です。

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上の画像は前の項で用意した種菌の上に材を置いて更にその材の上に種菌を乗せた所です。

白い帯はタイベスト紙を切って両面テープ等で繋いだ物でこの部分から雑菌が進入するのを防止する為の措置です。

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上の画像は前の項で種菌を乗せた材のその上に材をもう一個乗せてその上に種菌を乗せた状態です。

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二段目の材の上の種菌にもタイベスト紙とビニールで封をして、これで種菌の接種は完了です。

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上の画像は保管用の段ボール箱の底に通気用の隙間を作る為に適当な枯れ枝を敷き詰めた様子です。

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箱の準備が出来たら接種の完了した材を入れて一日中直射日光の当たらない北側の軒下などに放置します。

※早く菌を回したい場合はカビ等の雑菌が進入しない様に側面に新聞紙などを巻いて17℃位の場所に数日保管して発菌を確認したら徐々に管理温度を上げて行き最終的には20℃~23℃くらいで管理します。

まあ産卵材の仕込みの初期はこんな感じですがヒラタケ系の場合は材が適合種ならこのままで使用する時まで放置でも構いません。

しかしカワラタケやヒラタケ系に合わない材種を使用した場合はカワラタケは菌糸が材の側面にも伸びてきたらプラケか小型のコンテナboxに一本づつバラバラに保管。ヒラタケ系にクヌギやコナラの材を使用した場合は土中に埋めてキノコを採る必要があります。

なお、この方法を実践して失敗しても当方は責任は持てませんのでご了承下さい。

初めてやる人はヒラタケ系をマニュアル通りにやるのが無難です。「ヒラタケ 短木栽培」等で検索すると色々なサイトに行き着きます。

う~ん何か久し振りにマトモなクワカブの記事を書いたなぁ・・・。

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2007年10月13日 (土)

オークションに出品中♪

ビッダーズにてギネスギラファの兄弟個体と別血統の雌に産ませた幼虫を出品しています。

suimukan 商品一覧 [ビッダーズ]

以前の記事にはこの血統の出品はしないと書きましたが成虫に関しては現時点で符節の欠落も無く至って健康なのでブリードにも問題なく使えそうだったのと気候も宅配便での輸送に適した時期と重なったので出品と相成りました。

※基本的に私は昆虫は春と秋しかオークションには出しません。

幼虫の方の出品理由は・・・爆産しました。幼虫が30頭に卵が15個くらいです。

中ケースにセットしていたので多くても採れるのは30頭くらいだろうと思ってたが・・・甘かった(汗。

取り合えず20頭は自分で育てるとして残りは里子とオークションですね。里子に付いては以前から欲しいと言っていた人にはこちらからメールで連絡してますが他にも欲しい人が居ましたらご連絡ください。

※里親になれるのは以前から相互リンクされている方と直接お会いした事のある方に限らせていただきます。

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2007年9月29日 (土)

発酵マットの補助添加剤の実験

発酵マットの補助添加剤の実験中に面白い事象が起こりましたので報告します。

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上の画像のマットその物はKBファームの栄養フレークEXで左の塊がKBオリジナルマット用添加剤を2%添加したもので右側の薄い色の物が私が自分でブレンドした添加剤を約5%添加したものです。

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上の画像は同じ物を横から見たものです。真ん中には交換前の容器の幼虫の食べ残しマットと幼虫を入れます。※つまりは幼虫に好きな餌を選ばせる訳ですね。

何故こんな事が起きたのかと言うと・・・以前も書きましたが自前でブレンドした補助添加剤の実験中に何度もアンモニアガスが発生して添加量を減らしても尚発生したのを受けて「これは根本的に何か間違っている。」と思い色々調べました。

で原因はC/N比を無視していた事でした。要するにタンパク質と糖質のバランスが根本的に間違っていたのです。

私の場合はタンパク質と糖質を等量で添加していたのでC/N比が異常に低くなり微生物がたんぱく質を分解してアンモニアガスを発生していたのでした。

そんな訳でC/N比が通常の発酵マットと同じくらいになるように添加剤のC/N比もそれに合わせて調整して更にビタミン他の栄養素も人間に必要な物(人も虫も身体を構成している大本の素材は同じなので・・・。)と照らし合わせて調合した物を添加したら写真の状態のようにマットが白っぽくなってしまいました。

肝心のマットが白っぽく見える原因はマット中の微生物が添加剤の栄養素とエネルギーで大量増殖した為です。基本的にクワカブの幼虫はマット内の微生物もマットと一緒に食べてしまうので問題無いと思うし結果的にタンパク質他の栄養素吸収の強化にはなると思いますがマットの劣化が早まらないかが心配ですね。

取り合えずスマトラヒラタ・本土ノコギリ・アマミノコギリに試して見ますがどんな結果になるのか・・・楽しみな様な不安な様な・・・。

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2007年8月10日 (金)

フローレスギラファのギネス個体の画像公開!!

ビークワギレスコンテストの登録の見送りが決定したのでネット上での情報開示も問題なくなりましたので御開帳です(笑。

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ギラファ好きなら誰もが夢に見たであろう120mm台の個体を育てる事に成功しました!!

残念ながらビークワギネスには成りませんが恐らくこの個体が野外ギネスを越えた。世界最大の個体でしょう。

※世の中には上には上があるので何処かの博物館の倉庫か好事家の手元にこれ以上の個体の標本が眠っているかもしれませんがブリードではこの個体が最大だと思います。

次はこの個体の子供で123mmを目指します。ギネス個体は前蛹の温度管理が23℃前後と高めの温度管理だったので20℃前後で管理すれば未だ1~2mmは伸びるはずなので十分狙える大きさだと思います。

※ギネス個体とその兄弟達の前蛹の温度管理はもっと低くしようかとも思ったのですが他の飼育種との兼ね合いなども有って結局23℃前後にしたのですがギラファは大形個体になると低い温度でも高い温度でも羽化不全が起こりやすいので難しい所ですね。

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2007年8月 4日 (土)

残念なお知らせ。

突然ですが残念なお知らせです。

以前にも何回かこのブログで書きましたビークワのギネスコンテストの件なのですが私確認ミスでギネスコンテストのルールに抵触してしまい。ギネス認定が見送りとなってしまいました。

今回は私のミスで新ギネス登録に期待していてくれた方たちの期待を裏切る結果となってしまい申し訳ない気持ちでイッパイです。

兎に角今回の失敗は更にでっかいギラファを育てて皆さんを驚かせる事で償うしかない
と思ってますので頑張ってブリードします。

尚ギネス認定見送りの詳細な理由に関しては関係各位の方にご迷惑が掛かる事が考えられますので問い合わせはご遠慮ください。

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2007年7月21日 (土)

近況報告

自作恒温室四号機の作成も終わって一息・・・と言いたい所だけど色々忙しい日々が続いております。

自作恒温室四号機の作り方を含めた温度管理の記事も書き上げなきゃだし産卵セットの割り出しから新たな産卵セットのセッティングをして・・・がぁぁ、やる事多すぎ・・・。

で昨日は先日割り出した本土ヒラタの幼虫を入れるケースの通気穴を開けて雑虫侵入防止のタイベスト紙の貼り付け作業をしたのですが・・・コレが結構面倒な作業なのです。

※上記の作業をする理由は昆虫フィールドのギラファの記事でも書きましたがコレはケース内の共生菌の活性を高めるためです。

そこで作業しながらもっと安価で簡単に通気を確保する方法は無いかと考えた所初2齢用ならプリンカップに細い針で微小な穴を開ける方法を思いついたので試してみようと思います。

上手く行けばコバシャと同等くらい手軽に出来るようになるのですが・・・コバシャは仕切り板を加工して手軽に通気確保が出来るけどコスト面がねぇ・・・。

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2007年7月14日 (土)

近況報告

忙しい・・・兎に角忙しいです。

7月に入ってからは自作恒温室4号機の制作に掛かりきりで他の事が手に付かない状態です。

どうにか自作恒温室4号機は完成したのですが冷気を循環させるためのDCファンが特価品の安物だった為に能力が追いつかず冷却に時間が掛かり実用には耐えられないと判明・・・DCファン買い直しです・・・一個70円だったからなぁ・・・あぁ安物買いの銭失いだった・・・20個も買ったのにトホホ。

しかも昨日本土ヒラタの産卵セットを割り出したら3セット組んで採れた幼虫は1セットからの8頭のみで2セットはスカでした・・・これまたトホホ。

他のクワガタ達はマンディブはボチボチ生んでますがギラファがイマイチな感じです。オオクワ系はスペースの都合でセットしてませんがグランと国産はどうしようかなぁ・・・。

取り敢えずは自作恒温室4号機が本格稼動可能になったら産卵セットも沢山組めるので採卵の本格化はこれからですね。

一般的にはもう幼虫回収してる時期だけど・・・温度管理が出来れば挽回は可能かな?

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2007年7月 7日 (土)

冷凍ストッカー導入。

発酵マットなどの保存用に冷凍ストッカー(中古品)を導入しました。

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何故に冷凍ストッカー?と思われる方もいると思うので説明を・・・。

50ℓ入りの段ボール箱で発酵マットを購入する方は経験が有ると思いますが発酵マットって余った物を常温で保存していると黒カビや白カビが発生しますよね。

コレを防ぐには乾燥保存か冷凍保存しておけばOKな訳ですが私の場合は冷凍が具合が良いように感じるのです。※乾燥保存は再使用時に加水するのが面倒。

それに私の場合は幼虫の食べ残しのマットも冷凍保存するので今使っているクワカブ関係用の冷蔵庫の冷凍庫部分ではスペースが足りなくなってきていて今回の冷凍ストッカーの導入に至った訳です。

※幼虫の食べ残しのマットを冷凍保存する理由は昆虫フィールドの記事にも書きましたが産卵セットのマットに混ぜ込んで微生物の受け渡しをよりスムーズに行なう為です。

それから他のネタは・・・今は昆虫フィールド用の次の記事の写真撮影やら産卵セットの様子のチェックやらで忙しいですね。

それでも何とか時間を作って近場のポイントに昆虫採集にも行ってますが今年は入梅が遅かったせいか河川敷以外のポイントでヒラタクワガタが出現する時期が遅かったです。

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2007年6月30日 (土)

昆虫フィールド最新No.55 2007 7/8号に私の書いた記事が載りました。

以前にここでも書きました。秘密の企画の一つが実現しました。

あの昆虫フィールドの最新No.55 2007 7/8号に私の書いた記事が載ったのです。

記事のタイトルは「ギラファノコギリクワガタの紹介」です。

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内容はRRSGさんにご協力頂いた「ギラファノコギリクワガタ各亜種の紹介編」とこちらも一部の写真をRRSGさんに提供して頂いた「ギラファノコギリクワガタのブリード方法紹介編」の二部構成です。

使用した写真のほぼ半分がRRSGさんに提供して頂いた物なので本当に感謝感謝であります。

私の撮影した写真はケイスケとケース関係の写真ですがケイスケは某誌のギネスに応募した個体の兄弟個体になります。

※一部の説明文が私の校正ミスで間違ってますがその辺はご愛嬌と言う事で・・・亜種の表記やブリードに関わる事ではないので大きな問題にはならないと思いますが・・・。

いやしかし自分の書いた記事が藤見先生作の「鍬道」と同じ雑誌に載るなんて夢のようですねぇ・・・。

藤見先生は昆虫フイールドでは別のペンネームでクワガタの記事も書いてらっしゃるので私は一応後輩ライターに成るのでしょうか?

兎に角次回も頑張りますので「ご意見ご要望」がありましたらコメントでも本誌のアンケートでも構いませんのでお知らせください。

尚昆虫ライターテ゛ビューに当たって記事は本名で書くことにしましたのでこのブログのタイトル変更およびコンビニ関連の記事の一部改稿と削除を行ないますのでご了承ください。

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2007年6月10日 (日)

飼育種増加!

添加剤の実験用にファープルタウンにマンディブラリス・フタマタクワガタを2ペア予約注文したのですが先日生体をお店に取りに行ったら売り場にコンフキウス・ノコギリクワガタが売ってまして・・・衝動買いしてしまいました。

前から飼うか飼うまいか悩んでいたのですが売ってるところを見てしまうとつい財布の紐が・・・まぁ価格も手頃だったしね。

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上の画像がコンフキウス・ノコギリクワガタWF1ペアです。未だ羽化して間もないそうなのでブリードはお盆以降になりそうです。

ギラファとは近縁種で雑種も出来てしまうので個体の管理に気を付けないと・・・ギラファ近縁種と云う事は育て方も一緒なので・・・大型個体を狙ってみます。

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上の画像がマンディブラリス・フタマタクワガタのワイルドペアです。

マットでも育てられると聞いて育ててみる事にしたのですが良く調べてみるとブリード難易度はやや高めのようです。

初二齢で幼虫が落ちやすく餌も合う物と合わない物があるようなので色々試してみる必要がありそう。

でもマンディがソコソコ良いサイズが羽化させられるようになればブリーダーとしての腕も上がるでしょうしやりがいはありますね。

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2007年5月29日 (火)

特大ギラファをオークションに出品しました。

飼育費用捻出のため特大ギラファをオークションに出品しました。

フローレスギラファ超特大個体119.2mmF2♂単品

今シーズンは添加剤の実験の為に飼育数が大幅に増えるため恒温飼育庫も増やさなくちゃ成らないし餌代自体もかなり掛かりそうなので思い切って種親112mm×53mmの子供の最大個体雄と状態の良さそうな雌をそれぞれ単体で最小個体をペアで出品しました。

取り合えず某誌ギネス応募個体の兄妹はオクに出す予定は無いので宜しければオクに出品中の個体に振るってご入札ください(笑。

※元々某誌ギネス応募個体の兄妹は予備のつもりでブリードしたグループなので個体数も少ないので今度採る幼虫も知人に配る以外は全て自分で成虫まで育てる予定です。

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2007年5月19日 (土)

幼虫飼育の仮説と考察?

幼虫飼育の仮説と考察?

添加剤の比較実験でどういう比較の仕方をしようかと考える参考に色々サイトを回っていたら下記の文章を見つけました。

以下は虫屋ドットコム/研究室より引用

『研究というものは従来、仮説、実験、立証、考察という順を追っていきます。
現在行われ ている飼育というものはブリーダーたちの試行錯誤の上で成り立ってはいま
すが、中には 理屈はともかく、いきなり実験をして結果よしとなった事柄もあります。
仮説をないがしろに してしまうと次にステップアップするときに、また振り出しに戻ってし
まいます。』

自分が今まで添加剤に付いて書いていたのは考察と言うより仮説だったんだなぁと気付かされました(汗
まぁ過去の飼育経験からのフィードバックも有るにはあるので考察も含まれるのでしょうが・・・。

で、これから「実験と立証」を行なう訳ですが先ずは仮説の練り直しと実験のテーマを考えてみようと思います。

クワカブの幼虫が必要な栄養素はタンパク質、糖質、脂質、ミネラル類ですが特に重要なのはタンパク質と糖質です。

タンパク質は幼虫の身体を構成する物質となり糖質は活動エネルギーとなります。
添加剤は上記の栄養素を追加して与える為に加える訳ですが何をどれだけ加えれば最も高い効果が得られるのでしょうか?

先ずはタンパク質系から、

・動物性タンパク質(卵タンパク、乳タンパク等)
腐敗し易いと言うイメージはあるが菌類や幼虫にとっては吸収しやすい。

・植物性タンパク質(フスマ、麦芽、ビール酵母、等)
菌床に添加するのには向いているが分解速度がゆっくりなのでマットにはコレだけ添加しても幼虫は直ぐには取り込めない。

次は糖質系。

・セルロース
元々オガ粉に含まれているが菌類にリグニンなどの鎖状物質と切り離して貰う必要があるので幼虫は単独では摂取できない。
しかしマットに直接添加する事で口径摂取して体内バクテリアの力を借りてブドウ糖等の単糖類に分解してエネルギーとして利用出来るようになる。

・ブドウ糖
幼虫も直接摂取可能と思われるがマットの中の菌類に先に消費されてしまい単体添加ではマットが直ぐに貧栄養状態になってしまう。
これを防ぐ為には他の糖類を同時に添加する必要がある。

・果糖
人間の場合はブドウ糖よりも吸収効率がいいが幼虫では不明。

・砂糖
ブドウ糖と果糖が結びついた物。ブドウ糖や果糖に比べてワンクッション置けるのでブドウ糖&果糖とトレハロース等との中間的な役割を担えるかも。

・オリゴ糖、乳糖
菌類の増殖を助ける働きがある。

・トレハロース
昆虫の体液にも含まれる物質。分子構成上から菌類は消化しにくいが幼虫は消化可能と言われているのでマットの栄養状態を長く持たせるのに良いと思われる。

・キシリトール
菌類は消化できないが幼虫が消化吸収できるかは不明。

・マルチトール(マービー粉末)
カロリーハーフ系甘味料。菌類、幼虫共に消化吸収できるかは不明。

その他

・キトサン
窒素と糖類が結びついた物。タンパク質の原料となるのでタンパク質系の添加剤として分類しても良いかもしれないが幼虫の共生菌は空中窒素を固定してタンパク質の原料のアミノ酸に合成できるので微妙な感じ・・・。

さて実際にどんな配合で実験するかですが問題は一種類で多数の種類の配合を試すのは無理がある事です。

一種類のクワカブだけが大量に増えてしまうと引き取り手を捜すのが大変ですからね。

そこである程度のテーマを決めてテーマ毎に種類を変えて実験してみようと思います。

テーマ1 タンパク質の比較

糖類はセルロース、ブドウ糖、果糖、砂糖、オリゴ糖、乳糖を等量で混合しトレハロースはやや多めにする。

上記の物にタンパク質系の添加剤をタンパク質の種類毎に1:1で混ぜた物を比較実験する。

テーマ2 糖質の比較

タンパク質は動物性タンパク質2:キトサン1:植物性タンパク質1:の2:1:1の配合で混合。

上記の物に糖質の添加剤を糖質の種類毎に1:1で混ぜた物を比較実験する。

テーマ3 市販の添加剤との比較

糖類はセルロース、ブドウ糖、果糖、砂糖、オリゴ糖、乳糖を等量で混合しトレハロースはやや多めにする。

タンパク質は動物性タンパク質2:キトサン1:植物性タンパク質1:の2:1:1の配合で混合。

上記の糖類の混合物とタンパク質の混合物を1:1で混合した物と市販の添加剤とを比較。

次のステージへ

各テーマでの成績を比較して結果の理由を考え新たな比較の仕方を考える。

以上の様な実験例を上げてみましたがコレがベストの比較方法かは分りませんので実際に試す場合は自分なりに再考する事をお勧めします。

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2007年5月 1日 (火)

ギライドGP参戦!!

RRSGさんのブログで開催中のギライドGPにエントリーします。※バトルでは無くて大きさを競う大会です。

Yahoo!ブログ - ☆GIRAFFA BREEDING by RRSG☆

エントリーするのは次の個体です。

62_1 60_2

58_1

57_1

26_2

02_1

フローレス島産ケイスケ亜種 体長117mm 幼虫時の最後の体重測定で65g有った個体です。

飼育データ

2005/10/05 初齢で700cc瓶に投入

2005/12/21 終齢に加齢1.9リットル瓶に入れ替え

2006/03/27 2リットル梅干し用平型瓶に入れ替え 体重60g

2006/06/20 餌換え 体重65g

2006/10/??(十月末頃)蛹化

2006/12/??(十二月中旬頃)羽化

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2007年4月28日 (土)

発酵マットに入れる添加剤の考察その参

このところクワカブ関連の記事を書いてなかったので久し振りに・・・。

記事のタイトルは添加剤の事になってますが、その前に少し注意を・・・。

幼虫飼育において添加剤は重要な位置を占めますがそれだけでクワカブは大きく育ってはくれません。

その他の重要項目は次の通りです。

・飼育温度 良好な育成に適した温度帯は種類ごとに異なる。どんなに良い餌を与えても適正温度から外れれば低い温度でも高い温度でも良好な成長は望めない。

熱帯に住む種類は通年ほぼ一定の温度管理が望ましいが温帯などの季節の変化がある地域に住む種類は餌を摂取できる範囲内で季節に対応した温度変化を与えた方が良いという説もある。

・亜終齢から終齢幼虫に加齢後の対応 終齢初期の幼虫は爆食しますし容器の移し替えが遅れると幼虫自身が自分が大きくなれるだけの餌が足りないと判断して小さく羽化するスイッチが入ってしまいます。

コレを防止する為には加齢後5~8日で飼育容器を交換するのが良いです。

私の場合は通常は初齢幼虫を投入する容器は中から大型種の場合は500~700ccで大型種の場合は終齢幼虫に加齢後に雄は2~3リットル雌は0.9~1.4リットルの容器に移して飼育するのですが問題は容器を移し変えるタイミングの計り方です。

タイミングを上手く計るためには幼虫の飼育容器を暗い場所に保管するか容器自体を黒い紙等で覆って遮光するのが適当です。

そうすれば幼虫は飼育容器の壁面に居座って摂食しますので幼虫を投入した時期から計算して加齢時期が迫ったら一日おき位に様子を見て加齢確認後4~6日で飼育容器を交換します。

※適正温度で飼育していれば大体2.5~3ヶ月くらいで終齢幼虫に加齢します(私の場合初齢と亜終齢は適正温度より1℃程低い温度管理をしてゆっくり成長させて頭部の大きい終齢幼虫が育つのを狙いますので7週間目くらいから加齢してないかチェックします。)。

前置きが長くなりましたが次は添加剤自体に付いてです。

最近人気のある添加剤に「トレハロース」がありますがこれは糖類に該当する物で幼虫や微生物はエネルギー源として利用します。

ナゼ人気が有るかといえば高い効果があったと体感している人が多く口コミなどで広がったようですがなぜ高い効果が得られたのでしょうか?

理由はトレハロースは分子構造上微生物は利用しにくいが幼虫はほぼ問題なく利用出来る為のようです。

しかしトレハロースは分子構造上微生物は利用しにくいと云う事はそのままだと微生物は十分な栄養を摂取できない事になってしまいます。

コレを防止する為にはブドウ糖などの微生物が利用し易い添加剤を同時に加えると良いでしょう。※要はバランス良くって事ですね。

そういう意味ではたんぱく質を添加することもバランスをとる上で重要です。糖類はあくまでもエネルギー源であって幼虫の身体を構成する主な物質ではないのです。

ここで有る問題が浮かび上がりました。ブドウ糖は利用効率が良すぎて早い時期に微生物が利用し切ってしまい時間が経過するほどにマットの栄養バランスが悪くなるのではないか?

この隙間を埋める為の添加剤としてキシリトール等のカロリーハーフ系の甘味料が良いのではないかと思います。

更にカロリー0系の甘味料も加えるとバランスの良い状態を長く保てると思うのですが・・・幼虫も微生物もエネルギーとして利用できない可能性も・・・。